「自分のことって自分が思ってる以上にわかってない。」そんなことを感じた。
他人の表面的なことを羨んでもしょうがないですよね。その人の内面を全て知ることは出来ないんだし。
結局人はないものねだり。大なり小なり誰かを羨む。
だから最後の純一郎の姿は格好良くみえた。全てを受け入れた人の強さみたいなものを感じた。
ちょうど最近思っていたことですが、やってる内容が世間的に凄いとかどれだけお金がかかっているかとかその物事の大小は関係なくて、その人がどれだけ腹を括って取り組んでいるかどうかで生き様と言うか格好良さみたいなもんが決まってくると思うんです。
例え誰にでも出来るようなことだとしてもどれだけ真剣に、真摯に向き合って取り組んでいるかで見え方は全然違うと思うんです。
この本の伝えたったことはそういうことではないのかもしれないけど、自分はそう感じた。凄く勇気を貰えた気がする。
何でもストレートに伝えてもらえるとわかりやすいけど、違った表現でも自分と照らし合わせて腹落ちするのも凄く気持ちが良い。
読書ってそういう気付きがたくさんあるから面白い。
そういう熱い話ではないんだけど、何だか今の自分と重なって色々と感化させられました。
あとは単純に喫茶店のシーンがたくさん出てくるので喫茶店に行きたくなりました。
店名は出てこないけどたぶん実在するお店なのかなぁ。いつか東京行ってこの本の喫茶店が実在するのかツアーしてみたいです。笑
美味しいコーヒーと食事。
美味しいコーヒーとスイーツ。
そんな時間がとても贅沢に思う。
たまには喫茶店でゆっくり考え事や読書をしたくなった1冊でした。