読書感想12冊目。
こちらは著者の草野かおるさんがニュースクラブで出演されていて知りました。ラジオを聴いた後、すぐに欲しくなって購入しました。
最近はまた地震が多いですよね。夏は今年も豪雨被害がありました。災害はいつ起こるかなんて正確なことは誰にもわかりません。
前から多くの人が集まる避難所の衛生環境などは問題視されていましたが、最近は感染症のこともあり益々避難所に行くことに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。
それに小さなお子さんがいたり、ペットがいたり、その家族の状況によっては中々避難所には行きたくても行けないといった状況もあるとは思います。
もちろん避難所に行く以外に選択肢がないのであればそうするしかないのですが、まだ自分の家に居ることが出来るのであればそうした方が今後はいいというケースが増えると思います。
家にはいれるけど、外には出れない、あれもないこれもない、そんな状況でも知恵と工夫で乗り越える為のアイデアがこの本にはたくさん載っています。
やっぱりいざという時に知識があるとないとじゃ全然違いますからね。
著者の草野さんは家にある身近なものや100均で揃うものを使って防災できるように考えられているそうです。
実際本の中でもこれをこんな風にすればこれに代用出来ちゃうのか〜と驚きがいっぱい。
個人的には靴のアイデアがとても印象的でした。びっくり。
備えあれば憂いなしですが、何でもかんでもいざという時の為に完璧に揃えておくというのは正直難しいと思います。
しかし、普段家にあるようなものでも色々出来るようになるとわかれば、それだけでもすごく安心できるし、心強いですよね。
自分は2冊買って、1冊は親に渡しました。
それだけでもずいぶん不安が解消された気がします。
災害は起こって欲しくない、でもいつ起こるかわからない。
自分の為、家族の為、大切な人の為、出来ることはしておきたい人はぜひ。